西北西8kt
出港11:30、帰港13:30
1月の下田でこんなに穏やかな日は初めてでした。しかし、夜になると天気は豹変したのです。
昼食に助六寿司を買い込んで、早速サンバード桟橋からシングルで出港しました。
湾港の堤防には海鵜が多数集合していました。何か好みの魚でも下田に集まっているのですかね。私の艇が近づくと一斉に飛び立っていきました。
太陽が高く、風も弱いので装備に迷いました。オイルスキンまで着込んでいると熱いかなと思いましたが、大正解!1月の洋上は風がなくても寒気につつまれていました。
当然ですよね
神子元島で8ktと聞いていたにもかかわらず、風向計はぐるぐる回ります。しばらく風を拾いに機走で神子元島方面に向かうと、風は上ったり、止んだり。ジブを引き出したり、巻いたりでした。
やむなくセイリングを諦めて帰港。1月に無風とは...と思いながら...
(洋上では無風にがっかりして写真を撮ることすらしませんでした)
ところが、入浴・食事の後にポンツーンに戻ってみると西風が上がってきていました。艇は西から大きく押されて舫いが時々悲鳴をあげる始末。
暗い港内で上がるマストとリギンの風きり音は不気味です。海上保安庁に聞いて見ると、なんと西30ktでした。
鬼平さんに横抱きさせていただいていましたので、舫いをチェックするとともに、ポンツーンとの間にダイレクトに2本追加しました。ここまでやったら何かあってもしょうがないと思い、クオーターバースで横に。
よく揺れましたが、いつも間にか就寝
0600に目が覚めると、風切り音は昨晩以上です。これでは起きてもしょうがないので、陽が上がるまで二度寝することに。陽が上がる頃には少しは風が落ちてきました。それでも神子元島22kt。このポンツーンにいると、西はもっと強く感じます。
セイリングはできませんでしたが、とにかくこれで2011年のセイリングのスタートを切りました。
今年はアバウトにやっていた航法を一つ一つチェックして精度を上げようと思います。
本年もよろしくお願いします。
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