明日は雨という天気予報だったので、向山公園のサクラの状態を見に行きました。
サクラはさすがにまだでしたが、
木蓮が白い花を満開にして迎えてくれました。
寒紅梅もしっかりと自己主張をしています。
向山公園は、戦前 陸軍独立工兵第4連隊の連隊本部のあったところであるらしく、いくつかの碑が建立されています。
調べてみると、独立工兵第4連隊はマレー作戦でマレー半島を縦断し、シンガポール陥落に貢献しました。
思わず、小学生の頃に読んだ「開戦百日の栄光」の話を思い出しました。
マレー作戦において南下する日本軍の前の川に架かっていた橋が英軍に爆破されました。そこで、工兵が急行し、自ら川の中に入り、支柱となって、橋桁を肩に抱えて橋をなしていた写真があったような気がします。工兵が自ら橋脚となった橋のその上を、歩兵がすまんなと言いながら通過して行ったのです。
その工兵がこの連隊かもしれないと思うと、感慨深いものがあります。
その後第33歩兵師団とともにビルマに渡り、インパールで大損害を受けたようです。
「太平洋の奇蹟」で映画化された同じ豊橋の歩兵第18連隊がサイパンで全滅したことも考え合わせると、三河から出征した兵士の損害の大きさに想いが及びます。
「開戦百日の栄光」を懐かしく思い出しました。
このような石碑がなければ、いつか、このようなことも忘れ去られてしまうでしょう。
よく調べましたね。太平洋戦争の愚かな作戦を立案した大臣、参謀本部などの過ちを風化させないようにしないと・・・
「栄光の0」を読みましたか? 百田尚樹でしたか・・
泣けます。
投稿情報: Mak.John | 2011年4 月 2日 (土) 23:27
石は偉大ですね。石はいつまでも発信し続けます。
ご紹介いただいた「栄光の0」読んでみます。
投稿情報: Horatio | 2011年4 月 3日 (日) 09:09