南西16kt、波高2.5m
神津島港出港 0730、下田着桟 1400
メンバー:Tsurutaさん、Inoueさん、Ozawaさんと私の4名
夏のクルージングの計画は11日(土)に神津島へ入り、三宅島を回って15日(水)に下田へ帰港するというものでした。
しかし、11日(土)の出港は前夜からの雷雨のために12日(日)に順延。12日(日)は機走ではありましたが、好天下に海にかかる虹を見ながら神津島に到着しました。→ レインボーブリッジ! 式根島と神津島の間
ところが、神津島に到着してみると、気象予報(海上保安庁)が13日から14日にかけて南西が20〜30ktに上がるという予報を出していることがわかりました。それで予定を切り上げて帰る仲間の艇も出てきました。
日本海に前線があり、そこに向かって空気が移動して行きます。また、その前線が日本海から本州に南下することから、風雨が強まると思われました。netでいろいろ調べてみると、気象庁の予報と海上保安庁の予報ではその風速に大きな違いがありました。気象庁の予報では、南西12ktなのです。しかし、どちらを信用するかと言えば、海の専門家である海上保安庁。15日には帰宅しなければならないメンバーのことを考慮すると、残念ですが、取って返さざるを得ませんでした。(結果的にはそれほど深刻な風速にはなりませんでした。)
13日の朝、漁師の方々に意見を聞いて下田への帰港を決めました。帰ると決めたら早い方がいい。朝食後即出港しました。
下田の前面に位置する神子元島では南西が26kt吹いているというのに(海上保安庁電話サービス)神津島周辺は風も波も穏やかでした。日本海にある低気圧が本州に南下する前になんとか下田に帰りたい...
神津島から離れるにつけて徐々にうねりと風が強まり(ともに南西)、風速は一時20kt近くに。3ポンにリーフし、ジブも絞りました。神子元島が見えてくると、この後どうなることかと思っていましたが、昼近くにはやや風が落ちていました。平均すると安定して14〜18kt。
結果としては28マイルをクォーターリーチで一気に走る快適なセイリングとなりました。
天気はわからないものです。少し、慎重過ぎたかもしれません。
昨年のようにシュノーケリングができなかったことについては後悔が残りますが、近いうちに神津島に再チャレンジします。
メンバーの皆さんに感謝です。 お疲れさまでした。
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