海の日の低気圧と出航の判断
7月20日は海の日
海の日に新島へ行こうと計画していた。
ところが、前日の19日(土)は低気圧が北海道から東北に居座っており、20日(日)には東海地方まで南下してくるという最悪の天気予報であった。折しも北海道で悪天候下における登山の遭難が報道されていた。マスコミは悪天候の中で登山を強行したガイドの責任を追求していた。いやな感じ
<出発前 サンバード桟橋にて>
19日(土)の昼頃下田に到着してみると、下田湾は一昨日の大雨で大量の草木が東岸に密集していた。サンバード桟橋に回航するために停泊場所でエンジンを掛けるとゴミを吸い込んでしまうということで、谷さんがテンダーでHoratioを湾の中央まで引っ張ってくれ、それからエンジンを始動したほど。
北海道の遭難事故と現在の天気図を見合わせて出航について躊躇していたが、他のメンバーはさほど天候を気にしていない様子であった。私が心配性なのか、他のメンバーが太っ腹なのか…とりあえず外に出てから判断しようということに。状況が厳しければ戻ってくるつもりで。1040出航。今回のメンバーは、Tsurutaさん、Ozawaさん、Kitamuraさんの3名。
御子元島で南西18nt。これから風があがってくるという予報であったので大事をとってストームジブで出航。このストームジブは今まで使わなかったハンクスタイプのジェノアを昨年アブラツボセイルでファーラーメイトというストームジブに作り直してもらったもの。ファーラージブをおろさないでその上からセットする簡易さが便利。
御子元島に近づくにつれて風が上がってきた。
南からのうねりが2mほどあり、スプレーを浴びたが、南西が安定して吹いてくれたおかげで気持ちいいセイリングができた 。
新島港に1450到着。しかし、先着のヨット4艇が岸壁に横付けしていたため、艇間の隙間が小さく、かつ南風を防ぐために選んだ南側の岸壁が高く着岸に苦労した。岸壁の上り下りが大変だった。
Kitamuraさんが軽々と岸壁に登り、舫いをとり、やっとのことで着岸。
パルテノン神殿風の湯の浜露天温泉に行くと外人だらけ!何しに来たの?
その後、前回も行った居酒屋「日本橋」で食事。たかべの塩焼きが美味だった。
艇に帰ってみるとかなり潮位が下がって乗り移れない。しばらく岸壁の上で仮眠して潮位が上がるのを待つことに。(雨でなくてよかった)すぐいびきをかき始めるメンバー…
21日は0840出航
昨日とは裏腹に全く風がない状態。機帆走で帰る。1400帰港
昭和湯 経由 中川で食事をして帰宅。
ストームジブと3ポンのセットのスタビリティを確認できたことは収穫だった。
岸壁用の縄ばしごを装備するか否か考えよう
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