南西4〜10kt、波高1.8m、晴れ
下田 出港0700 三宅島阿古港 到着1600
9日(月)から11日(木)までの4日間かけて下田から三宅島を目ざし、神津島経由で帰港する計画でした。
参加メンバーはOzawaさん、初参加のKazamaさんと私の3名
KazamaさんはW大ヨット部OB、いろいろ教えていただけるのでは!
風が弱く、機走と帆走の併用でした。
150度の方位を取り、新島と式根島の間を通過するつもりでしたが、風が弱い上に、潮流でかなり東に流されました。
かなり新島よりを通過
今にして思えば、黒潮が新島から御蔵島まで接近していてその影響が非常に大きかったのだと思います。
新島をかわすと、三宅島が視認できました。
新島の外側(東)は海の色もうねりもその内側(西)とははっきり違っていました。
水は青く(下田周辺では黒いという感じですが)、波長の長い大きなうねりが押し寄せてきます。
「碧い」というのはこのような色を指すのでしょうか。
一方、波長が長いうねりは、見た目は大きく盛り上がって威圧感がありますが、艇もゆっくりその上に乗っかっていくようなフィーリングなので、むしろ抵抗が少なく、セイリングしやすいと感じました。
その後、島の西南端にある阿古港を目指してすすみますが、どんどん北に流されていきます。
45マイルを9時間かけて、ようやく阿古港に着岸。
入ってみると、四方をがっちりと守られた良港です。
しかし、港口が西に向いているので、西が強い時の入港には気を使うことでしょう。
プレジャーボートは漁協前を除いた場所に停泊することができます。
岸壁は低く快適です
漁協の方の親切な対応には感謝です。

今回から、岸壁用の縄ばしごを持参して使ってみました。
家屋の2階からの避難用なので長いのですが、しっかりしており、岸壁の上り下りには使い勝手がよいことが確認できました。
着岸と艤装を解除して、まず、艇上で乾杯
9時間座り詰めだったのでさすがに皆さん疲労色が隠せません。
漁協の方にお聞きした風呂と料理屋へ繰り出すことに。
風呂は「ふるさとの湯」阿古港から徒歩15分。鉄分を含んだ赤茶色の温泉です。
また、その近くの錆が浜海水浴場にはシャワー、洋式トイレなど快適な設備が整っていますので、港から即アクセスできて大変便利なことが分かりました。
港にもトイレがありますが、こちらの方がベターです。
ふるさと温泉に併設されている ふるさと味覚舘で食事
夕陽を見ながら食事をしました。
芝生を前にしたデッキでも食事をすることができます。
艇に戻ると、爽やかに南風が吹いてきます。
なんという涼しさ...
星もきれいに見えそうだと言うことで、ジントニックで飲み直し。
氷でキンキンに冷やして、持参したライムをぎゅっと絞るとこれはやめられません。
結局就寝は0100に
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